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メモリーズ・コーナー [映画]

デボラ・フランソワ、 西島秀俊、 阿部寛 出演のフランス映画

95年に起きた阪神・淡路大震災の式典を取材するためにフランス人ジャーナリストのアダ(デボラ・フランソワ)は神戸を訪れる。街は復興し、誰もがかつての悲劇と決別し、豊かな暮らしを楽しんでいるかのように見える。

通訳の岡部(西島秀俊)を伴い、かつての被災者の家を訪ね歩くアダの前に、いまだに後遺症に悩む寡黙な石田(阿部寛)が現れる。 

アダは、取材を続けていくうちに、石田に魅入られていく。そんなアダに岡部は彼に近寄らないように警告する。

岡部や、取材した館長の話に亡霊という言葉がでてきて、取材の孤独死とは関係ないと西洋人であるアダは岡部に不信感を抱き冷たくする。しかし最後に、石田自身がそうである事を理解したアダは、岡部の言葉を信用すると共に、これまでの誤解を解くのであった。

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震災後の孤独死の映画である。

この地震が起きたこの日、私は、震源からはるか遠くの大学の研究室で実験をしている最中だった。この日は徹夜で、終わったのが早朝だったと思う。朝、下宿に戻り何気なくテレビをつけると、すぐに街一面炎の海の映像が飛び込んできた。初めは海外で起こった災害か、戦争かと思ったのだが、それが日本の神戸であることを映像と解説から解りびっくりしたのを記憶している。

この時は、他人事のように見聞きしていたが、その後、自身で(このブログでも書いているが、)二度も大震災を経験することになろうとはだれが想像しただろうか。

この映画は、ノンフィクションではないかもしれないが、度々の震災では、似たような経験をされている方が多数おられるという事です。

~~~心に残ったワンシーン~~~

岡部:ここは地震の後で全てが燃えました。多くの家や教会が・・・
岡部:日本の葬儀の事は?
アダ:いえ
岡部:火葬して遺灰を埋葬します
岡部:あの火災の後には全てが灰と化してしまった
岡部:それを市は無作為に採取し遺族に引き渡したのです
岡部:鷹取と長田の死者は偶然に任せて葬られました
アダ:なぜその話を?
岡部:いい記事になります


アダ:いい記事の条件は?

岡部:人の記憶に残る事です・・・・

~~~ ~ ~~~

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人生はビギナーズ [映画]

ユアン・マクレガー主演の2010年に製作されたマイク・ミルズ監督・脚本によるアメリカ合衆国の映画。

便利な世の中である。家でもどこでもちょっとした時間にネットで映画を見ることが出来る。少し前までは考えられなかった事である。 
想像の世界でしかなかった事が今現実になり、そしてこれからもそうなって行くのであろう。

現実になる事は、よい事だけ起こるのを願いたいが、そう都合よくはいかないのだろうが。


この映画の主人公オリヴァーは38歳で独身である。癌の宣告をされた父ハルから、ある日突然ゲイであることを告白される。
その告白に戸惑いつつも、新たな生き方を始めた父と語り合い、少しずつではあるが距離を縮めていく。
そして父との別れの後に、フランス出身の女優アナが現われる。お互い、それぞれの父親への複雑な想いを胸に秘めていた事で共感し、すぐに親しくなる。オリヴァーは日々両親の歩んできた人生を何度も回想し、自分がどうあるべきか思い悩む。
彼女もまた自分の父親に自殺願望がある事に悩む。そんな二人が出会い近く、遠くなりしながらも結果お互いに、協力し生きていくことを選択する。そしてこれから先の見えない未来への不安を覗かせながらも、二人で歩む人生をビギナーズとして決意を新たにする。


真面目に観ていなかった自分も悪いのだが、正直、回想部分が、所々に多々挿入されていて、現実と過去の区別がつかず時間の流れが把握しづらかった。
その為、父親がどの時点で亡くなったのかが不明瞭になり、いかにも父親が映画の最後まで生きているような錯覚にも陥ってしまった。
それを除いてみれば、よい映画であると思う。「愛」とは何かを軸に、男女間の「性」を越えた人との繋がり、そして生きる意味を観ているものに投げかけている。
よっていろんな見方が出来、感想もさまざまであると思う。


人生とは、日々未経験で新しい物事の積み重ねである。


「人生はビギナーズ!」



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